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ajims diary


2010-01-06 [水] 韓国に来てます。1日目

!!Gulliver!!

結局昨日、ガリママとぐっちゃんの協力により、

スポーツ用品店で、

靴に取り付けるスパイクを入手する事ができた。

普段使う事はないマフラーなるものも持ってきた。

その他はいつもの格好だが、

まぁ、大丈夫だろう。

極寒のソウル対策は一応整った。

朝早くから関空に行き、

昼前の便に無事、乗る事が出来た。

昼過ぎに、

韓国上空に入ったので、

窓から初めての韓国を拝むと、

やけに白い。

はは~ん、これは雪だな。

今、韓国はどこもかしこも、

凍てつく寒さなんだろう。

画像の説明

機内放送で、

「ソウル市内の現在の気温はマイナス19℃。」

とアナウンスが入る。

ひょっとすると、

人生最大の寒さかも。

少々不安になるが、

まぁ、大丈夫だろう。

俺は寒さには強いんだ。

関西国際空港から、

韓国、ソウルへ行くには、

ちょうど1年前くらいから、

ソウル市街に近い金浦国際空港(Gimpo)

への定期便が運行開始したので、

ソウル市街までタクシーを使って、

日本円で2000円くらいで行けるようになったんだ。

それ以前は、

仁川国際空港(Incheon)という、

金浦より倍程遠い空港にしか便がなかったんだ。

今回は便利な関空→金浦だ。

昼過ぎには空港に着いて、

夕方にはホテルに荷物を入れて、

入り時間迄、

少々出かける事ができる予定なんだ。

実際、予定通り14時前には、

タクシーに乗る事ができた。

ソウルのタクシーには、

黒いのと白いのがある。

黒いのが模範タクシーと呼ばれていて、

値段は高いが、

安全で親切、

日本語や英語が少々できる運転手もいると言われている。

7年間無事故でないと、

これの運転手にはなれないんだそうだ。

白いのは普通のタクシー。

値段が安い。

見ると、ほとんどの車に、

カーナビが搭載されているようなので、

白いタクシーに乗った。

ホテルの住所を見せれば、

行けるはずだと思ったんだ。

案の定、ハングル語以外は、

全く通じない。

しばらく地図を見ながら、

ちゃんと目的地に向かっている事を確信してから、

流れ行く車窓を眺める事に専念した。

お!川が凍っとるぞ!

と俺が声をあげ、カメラを構えると、

運転手がリアの窓を開けて微笑んだ。

人間、言葉が通じなくても

こういう交流が嬉しいもんだ。

画像の説明

結局、外気にほとんど触れる事無く、

ホテルに入る事が出来た。

荷物を降ろし、

先に現地入りしている、

佐伯さんと大森さんと合流。

ホテルの周辺を少し散策してみる事にした。

ホテルを出てしばらくは、

まだ体が温もっているので大丈夫だが、

5~10分もすると、

手袋をしていても、

手が痛くなってくる。

こういうときは、

ポケットに手を突っ込んでいるのが、

一番いいんだな。

屋台のホットクを食べて、

ホテルに帰った。

ホットクとは、

韓国、冬の名物。

黒蜜とシナモンが入った、

いわゆる"お焼き"。

俺が食べたのは、

生地に緑茶が練り込んであるやつ。

たまらんウマいで。

機会があれば、一度お試しあれ。

今回のツアーは、

ここ韓国で有名人の日本人ギタリスト、

HATAさんと一緒に演るんだ。

HATAさんは韓国在住歴22年。

車で迎えに来てくれた。

ありがたい。

入り時間まで、

まだ少々時間があるので、

蔘鷄湯(サムゲタン)屋さんに、

連れて行ってもらった。

「土俗村(トソクチョン)」

韓国では知らない人はいないと言われる程の超有名店。

画像の説明

サムゲタンは、

あっさりタイプのスープと、

こってりタイプのスープのものがあるそうだが、

ここのは、こってりタイプ。

日本でも食べた事はあるけど、

あんまり好きじゃなかったんだ。

が、

これはたまらんウマいで。

骨と高麗人参以外は、

全部胃袋に収めてしまった。

余談だが、

韓国では、飲食店に入ると、

必ずと言っていい程、

キムチなんかがサービスで出てくる。

これがまたウマいんだ。

ニンニクが効いてて、

味が濃厚なんだ。

大量に買って帰りたくなったが、

飛行機に持ち込むと、

気圧の関係で、

袋から漏れたりする話をよく聞くので、

やめておいた。

お腹がいっぱいになったところで、

今日の現場に向かった。

「SOUL TO GOD」

画像の説明

日本のバブル期にタイムスリップしたような超高級店で、

ソウルのセレブ達が集うこのお店。

気持ちよく演奏することができた。

外国で演奏するといつも思うんだが、

言葉が通じない人達に、

音で反応してもらえるのは、

本当に嬉しい感覚になる。

終演後は、

部隊チゲ(プデチゲ)を食べに行った。

スパムやインスタントラーメンを使う大衆的料理。

画像の説明

味噌チゲもウマい。

日本の味噌汁に似ている。

五十歳酒(オシプセジュ)も、

たんまり楽しんだ。

オシプセジュ参照過去日記

ホテルに帰ったのは明け方。

大満足の韓国1日目でした。

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