ajims diary

！！Gulliver！！

”五十嵐一生(tp)、後藤浩二(p)、徳田智史(b)、Gulliver(ds)”

昨日でした。

名古屋には今まで、ちょくちょく来ているが、

このお店は、初めて。

とても美しく広く、”良質のジャズバー”といった感じ。

それにしても、一生さんの音作りへの姿勢は、

いつも徹底している。

いつも、どんな場所でも、

開演の４〜５時間前には現場入りし、

現場の音響機器、

持ち込んだ機器、

全ての楽器のセッティング、音質にいたるまで、

妥協をなるべく排していく。

そうして、鳴る音は、

いつでも、驚嘆せざるをえないほど高次元に安定しているのだ。

すごい。

そうしたサウンドメイクの後は、

数曲演奏しながら、各人のアプローチが、

共通性を持つように仕向けていく。

要は、一生さんの気になるところを修正していくわけだ。

俺には、いろんな表現を用いて、

「こっちを見ろ、見えるか？」

「この方向であれば、自由にしていい。」

と示してくれる。

今の俺には、この作業が制約と言うより、

むしろ自由になれる気がしている。

いい音楽を作りたい。

いや、作らなければならないという、

強い想いがなせる技なんだろうか、

今日も、どっぷりと、

”一生ワールド”に浸ってきた。

それにしても、このメンバーは、

みんなすごい！

特に、ゴッちゃん(後藤浩二)は、

これまでもよく、神が降りてきたような状態になる事があったんだが、

今日は、その降臨時間の長かった事。

なんか、ヤバい。

ゴッちゃん、ずっと元気で生きてくれよ。

もう俺にはそんな言葉しか思い浮かばなかった。

このグループでは、

来年早々に、関西ツアーが実現する予定だ。

誰が聴いても、いいものはいい。

是非、たくさんの方に体験していただきたい。

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