ajims diary

！！Gulliver！！

昨日の続きです。

（昨日の日記：2014-01-01 [水] 香港にやってきた！　２日目（１２月３１日）前編。）

九龍地区の中心と言える繁華街、

尖沙咀(チムサーチョイ)にやってきた。

まずは、以前から見てみたかった、

重慶大厦（チョンキンマンション）に来た。

ここは、あのドラマ”深夜特急”に登場するビルで、

バックパッカー御用達の安宿が集まっており、

１階、２階には、小さな商店がひしめくいわゆる雑居ビルだ。

（”深夜特急”参照過去日記）

香港でも特にレートがいい両替屋が軒を連ねているので、

ここで日本円を香港ドルに替えた。

確かにレートがいい。

空港やホテルで替えるより、

１万円あたり、５００円以上得している計算だ。

しかし、想像していた通り凄いところだ。

両替商、カレー店、アフリカ料理店、民族衣装店、CD店、

紳士服の仕立て屋、雑貨店など、とにかくいろいろある。

南アジア・中東・アフリカ出身者のコミュニティができている場所で、

中に入ると、

一瞬、どこか遠くの国に来ている錯覚に陥る。

重慶大厦（チョンキンマンション）

実は今回、香港に来て、

やりたい事がひとつあった。

香港には、比較的安くて、

いい紳士服の仕立て屋さんが結構あるらしい。

俺は腕が異常に長いので、

欧米の高級ブランドとかじゃないと、

ぴったり合うシャツがなかなかないから、

こういう機会にオーダーメイドのシャツを作りたかったんだ。

繁華街を歩いていると、

雰囲気のよさそうなお店を見つけた。

応対してくれたのはインド人の店員さん。

とても雰囲気のいい方だった。

生地を選んで、採寸してもらって、

スーツも作ってもらう事にした。

明日が仮縫いのフィッティング。

２日後に完成したものを受け取れる。

ちょうど帰国する日だ。

頼もう！

さぁ、そろそろお腹が空いてきた。

今夜は、ちょっと奮発して、

有名な高級料理店で食事するつもりなのだ。

もちろん予約してある。

人生で一度くらいは、本場の高級料理を味わっておかなくてはなるまい。

やってきたのは、日本にも支店があるという「福臨門」。

ここも、ミシュラン１つ星のお店だそうだから、

期待が高まる。

（tripadvisor：福臨門酒家 香港店）

いやぁ美味しい。

しかし、期待が大き過ぎたかな。

「こんなウマいもん、この世で２つと無いわ。」

という程でもないかな。

それに、やっぱ値段がね、

日本の支店より安い設定なんだそうだが、それでもお高いっす。

写真のお皿、オードブル系のメニューなんだが、

全部一皿３０００円以上するのよ。

手前の空になった茶碗は、フカヒレのスープだったんだが、

これ、１万円以上。

他に燕(ツバメ)の巣なんかも食べた。

ま、他にビックリするほどウマいメニューが、

あったのかもしれない。

うん。

でも勉強になった。

俺にとっては、それで十分だ。

さ、夜も更けて、

そろそろ２０１４カウントダウンだ。

お店を出て、近くのシャレた飲食店が連なる通り、

”ナッツフォード・テラス(Knutsford Terrace)”にやってきた。

もう既に、今日のこの時間帯は、

ここいら一帯、車が全面通行止めになっており、

どの通りも、人の川となっている。

どんだけ人おんねん、香港。

ほんとは、海沿いで盛大な花火を見たかったんだが、

もうすっかり諦めて、一杯飲む事した。

オープンカフェ調のお店で一杯やっていると、

店員さんが、俺の片腕ほどもある円筒系の巨大なクラッカーを配りだした。

そして、カウントダウン。

２０１４年を迎えると同時に、

この通りのほとんどのお店で、すごい数のクラッカーが炸裂。

あっと言う間に、通りは紙吹雪で覆われた。

俺のグラスも、灰皿も、おつまみも、

めちゃくちゃだぁ〜！

すげぇ。香港。

ちょっと疲れたので、

もうホテルにかえろう。

ナッツフォード・テラス（Knutsford Terrace）in 香港

人の川に流されながら、

タクシーを捕まえられる通りまで歩く。

いやほんま、

えげつないとこですわ。香港。

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